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 Mobara Baptist Church

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「十戒-1」

2015年2月1日 塩山宗満

 出エジプト記 20章1-11節  (旧約 126ページ)

 イスラエルの民に律法があたえられました。律法は決して冷たい、法律の文章ではなく、このシナイの荒れ野の中でも神ご自身が民と交わり、民と会話をしながら与えておられる生きた言葉なのです。神がイスラエルの民に愛を示したように、民も同じような苦しみの内にある人たちは愛を示してほしい、と律法は語るのです。このような律法をこれから与えるので、民がこの神の声に聞き従い、神との約束を守るならばイスラエルの民は神の宝となる、と言われます。それに対して、民は「一斉に答えて、「わたしたちは、主が語られたことをすべて、行います(19:8)」と叫んだので神はご自身を山の上に表された、と記されています。神からの問いかけとイスラエルの民の応えが一つになって、この律法の受け渡しがされたのです。
 この律法は前提として、「わたしは主、あなたの神、あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出した神である。」と自分がイスラエルの民の神である、と宣言しています。これから語られることは、一般の法律や、道徳律ではなく、神との関係のことなのだ、と言うことをはっきりさせているのです。恵みの神、贖いの神からの律法であって、出エジプトの出来事のように、神がこれまでに示された愛と恵みを確実にするものだ、と語っておられるのです。今日は一から四までの戒めをご一緒に読んでいきましょう。
 ・あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。
 ・あなたはいかなる像も造ってはならない。
 ・あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
 ・安息日を心に留め、これを聖別せよ。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満