2016年1月10日 塩山宗満
申命記 1章19-28節 (旧約 279ページ)
今日の聖書が語っていることは、神が「見よ、わたしはあなたたちにこの土地を与える。」と言われた土地は、じっと待っていて自分たちが何もしなくても手に入るものではなく、取りに行かなければならない、と言うことです。そこには困難があります。それでもリスクを恐れず向かっていくところに神の祝福は待っているのです。
もちろん、神はめぐみを積極的に受け取ろうとしない者に対してもめぐみを差し出しておられます。「これまでのめぐみを思い起こしなさい」とモーセが言うように、めぐみは既に与えられています。また、イスラエルの民だけでなく、周辺のいろいろな人々にもそれぞれの土地を与えておられます。でも、神は共に働く人々には神が求めておられた大きな目的を達成してくださるのです。わたしたちも神に示された道を勇気を持って歩み出したいと願います。
今のわたしたちにとって神が求めておられる目的とは何でしょう。いくつか挙げられるでしょう。たとえば、この10年変化がなかった執事会に新しい方を加えて、歩み出すことも考えられるでしょう。「憩いの場プロジェクト」を進めていって、次の世代の人たちの場所を用意することかもしれません。今日は午後に執事会を持って、今年度の歩みを振り返り、新しい年度の計画の方向を探すことになっています。また、1/24(日)には新年度を考える会を持って、わたしたちの教会の来年度以降の歩むべき方向を検討していきます。どうかわたしたちの群れが御心にかなった歩みを示され、それに向かって勇気を持って歩み出すことが出来るようにお祈りください。章を入力してください。