2021年2月7日 塩山宗満
ルカによる福音書 13章10-17節(新約 134ページ)
緊急事態宣言がもう一月延長されましたが、わたしたちの教会は「どなたもお出でください」と訴えていた教会ですから、注意深く配慮しながらこれまで通り、教会学校、礼拝、それに祈祷会(Zoom)を続けて参ります。そして、礼拝をYouTubeで配信してお出でになれない方たちへの配慮をしながら教会としての務めを果たしていこうとしています。
「安息日に、イエスはある会堂で教えておられた。(13:10)」主イエスも安息日には会堂に行き、聖書の言葉を語り、礼拝を守っておられました。皆さんも雨の日、風の日、気分が落ち込んでいる日、家族や地域活動の関わりなど、いろいろと迷うこともあるでしょうが、どうぞこの教会での主の日の礼拝を大事にし、礼拝の場でみ言葉を聞き、賛美をし、祈りをささげて一週間をはじめてください。そして、ここからそれぞれが置かれている場へ、派遣されていくのです。
毎週、主の日には会堂に集まり礼拝することはキリスト者の基本であり、喜びです。けれどもコロナ危機の中でそれが難しい状況が生まれてきました。そこで、この事態はあらためて礼拝に集まることの意味を考えてみる機会だと思います。コロナ危機を経験して、教会はどう考え、どう行動したらよいでしょうか。長年続けてきたYoutubeでの配信も更に活用していくときかもしれません。
わたしたちの礼拝がいつも自分たちの喜びだけでなく、広がりをもっていくために祈っていただきたいのです。イエス様のことを知らない方々と一緒に礼拝をするのが教会の使命です。わたしたちの教会の歩みをどのようにするか、ご一緒に考えてまいりましょう。