2022年7月31日 塩山宗満
使徒言行録 13章1‐12節 (新約 237ページ)
最初の世界伝道の旅の始まりと、送り出したアンティオキア教会の様子を読みながら、教会とはどんな姿が求められるのかと言うことを考えさせられました。そこで、思ったのはいろいろな形の教会があっていいのではないか、と言うことでした。一つの教会で何でも完全に対応するということはできないとしても、それぞれ、特徴を持った、そしてどの教会も神の愛に満たされた教会が作り上げられていく、とそんなことができるといいな、と考えさせられました。
そんな中で、私たち、茂原バプテスト教会はどのような教会で、どのような教会形成を目指していけばよいのでしょうか。この教会は皆さんが主なる神に導かれて、安心して信仰生活、教会生活を続けられるように願って、祈って、毎週の礼拝を続けています。
それだけではなく、アンティオキア教会のように外への広がりをいつも意識している教会でありたいと願っています。わたしたちが昔から話し合ってきたのは、私たちの教会は誰でも自由に来てよい教会をめざしている、と言うことです。元気な人も、病気の人も、障害を持っている人も、いろいろな国の人たちも、セクシャル・マイノリティーの人たちも自由に集まってよい教会と言うことでした。まだまだ足りないところがいっぱいある教会ではありますが、方向としては間違っていないのではないかと皆さんの意見が出ています。
今年度はこれらの課題を乗り越えようと研修の時を持ったり、信徒会で話し合いの時を持ったりしています。さらなる伝道の展開を願い、祈りながら、私たちの教会の歩みを一歩一歩進めていこうではありませんか。