2025年6月1日 服部紘司
フィリピの信徒への手紙 1章12-30節
「わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです(21節)」
ある夜、地元の方に教えていただいた河のほとりで、蛍を観察することができました。あれほどたくさんの蛍が飛ぶのを見たのは、生まれて初めてかもしれません。約一年間の蛍の一生の内、光を放って飛ぶのは1週間ほどで、その後は死んでしまうそうです。そう考えると儚いですが、蛍の優しくも明るい光は、私の記憶の中で輝き続けることでしょう。たった一週間の光を放つ期間のために一生を過ごす蛍のように、私の人生にも、神様のご計画があることを覚えます。イエス様の愛によって満たされ、その光によって誰かを照らすために自分の人生が用いられるとするならば、本当に感謝なことです。
ヨハネによる福音書12章24~25節
「はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。自分の命を愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る」