2013年3月31日 塩山宗満
ルカによる福音書 24章1-12節 (新約 159ページ)
イースターおめでとうございます。あんなに弱く、逃げ回っていた弟子たち、復活されたイエス様にお目にかかってもそのことを信じられなかった弟子たちが変わってきました。みんなが一つのところへ集まって祈り始めたのです。そしてそのときから50日後のペンテコステの日に、120人ほどの人たちに聖霊が降って、イエス様のことを語り伝える「教会」が生まれました。初代の教会はこの出来事を「信仰告白」として記しています。「キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、4 葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、ケファに現れ、その後十二人に現れたこと(コリント一15:3-5)」ケファとは、12使徒のペトロのことです。このイエス様の復活が、弟子たちに喜びを与え、力を与え、慰めを与えつづけたのです。キリスト教とは何かといわれたら、神の愛によって、この復活の出来事が起きた、と伝えるだけでよいのです。 エルサレムに誕生した小さな「教会」はこのイエス様を伝えるために働き始め、イエス様の復活のことを語りながら、そこから苦しみながら歩みを続けてきました。そしてそのイエス様による救いのことが何年も何年もたって、この日本にもやってきました。 同じ聖書のみ言葉が今の私たちにも語りかけられています。これからも、この恵みの神を信じて、信頼して、毎日を感謝のうちに送っていきましょう。そして、それを自分のうちに持っているだけでなく、私たちの周りの人と分かち合いましょう。あなたは誰にこの福音を伝えたいですか。その働きをこの教会のみんなで担っていきましょう。