2013年10月20日 塩山宗満
詩編 127編1-5節 (旧約 971ページ)
「主御自身が建ててくださるのでなければ、家を建てる人の労苦はむなしい。主御自身が守ってくださるのでなければ、町を守る人が目覚めているのもむなしい。(127:1)」
家を建てるときは、まず家族構成から考えてどのような大きさにするか、検討します。どんな特徴を持った家にするか、人生のどの時点で建てるか、またどれくらいの資金を用意できるか、良い建築会社や腕の良い大工さんをどうやって見つけるかなど、いろいろ検討します。そのように家を建てる時はいろいろ考え、検討しなければならないことがたくさんあるのですが、この詩編ではそんな心配はさておいて、主ご自身が建ててくださるのでなければ家を建てる人の労苦はむなしい、と語ります。
わたしたちの教会はこの地で伝道を始めて1年目に今の会堂が与えられ、十数年この会堂を用いて礼拝を捧げ、教会学校や様々な集まりをして主のみ言葉を伝える働きをしてきました。これはまさに主ご自身が建ててくださったからなのだと思わされます。昨年来、墓地や納骨堂をもつことを考えたい、との願いがみんなのうちに起こされ、検討をして参りました。また、バプテストリや多目的ホールもほしいな、という思いが生まれてきて、今年度になって「憩いの場プロジェクト」委員会が発足しました。この委員会はそれらの願いをとりまとめ、検討しています。
わたしたちの願いはどのような形で、主が聞いてくださるのでしょうか。この委員会の検討の方向を見極めながら、この茂原の地に神のご栄光がますます現されるよう祈って参りましょう。