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 Mobara Baptist Church

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「御子の内に留まりなさい」

2015年6月7日 塩山宗満

 ヨハネの手紙一 2章18-27節  (新約 442ページ)

 「しかし、あなたがたは聖なる方から油を注がれているので、皆、真理を知っています。(2:20)」油を注ぐというのは旧約聖書で王になる人に預言者が油を注いで、神に選ばれたものという印にしたことが始まりでした。この言葉はヘブライ語で「メシア」、そのギリシア語訳が「キリスト」なのです。ここでは、油を注がれたものとは、神からの導きに預かって、バプテスマを受けたもの、また聖霊が注がれたもの、という意味です。ヨハネは群れの人たちに「あなたがたバプテスマを受け、聖霊を注がれたものは神からの真理を知っている」と語ります。
 「初めから聞いていたことを、心にとどめなさい。初めから聞いていたことが、あなたがたの内にいつもあるならば、あなたがたも御子の内に、また御父の内にいつもいるでしょう。(2:24)」はじめから聞いていたこととは、イエス・キリストと出会って教えられ、信じたことをしっかり持ち続け、信じ続けなさい、ということです。これは私たちも同じです。主イエスにはじめて出会って、驚いて、感動して、イエス様を救い主と受け入れたときは聖霊が私たちを導いてくださったのですから、そのことを大事にしましょう。それを持ち続けるなら、私たちは御子の内と、父なる神の内にいるのです。
 私たちも時に、信仰に揺れがでてくることがあるかもしれません。でも、大丈夫です。御子から注がれた油、聖霊が私たちの内に留まり、私たちに様々なことを教えてくれる、とヨハネは語ります。この聖書が語る通り、御子の内に留まって、御子の教えに従って歩んでいきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満