2015年5月31日 田名網宏次
ヨハネの手紙一 2章7-17節 (新約 442ページ)
昨年の5月31日、ちょうど1年前の今日、心筋梗塞のための36日間の入院から退院しました。この一年は、心臓リハビリに励んだ1年だったと思います。お陰様で体調もかなり回復し、こうして教会の奉仕もさせていただけるようになりました。生かしてくださった神様に心から感謝すると共に、皆様からの暖かいお励ましとお祈りを心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
さて、本日は塩山牧師の宣教計画に従ってヨハネの手紙1から聖書を読みたいと思います。テーマは、「新しい掟」についてです。 しかし、2章7節に『「新しい掟」ではなく「古い掟」ですとあります。この「古い掟」とは、あなたがたがすでに聞いたことのある言葉です。しかし、わたしは「新しい掟」として書いています。』とあります。一体どうゆうことでしょうか?掟とは日本語的には、とりきめ、 規定、法律といった意味です。英語の聖書で「掟」は、commandmentとあります。辞書では、神の掟、戒律とあります。Commandの意味には、命令する、指揮するという意味があります。ここから想像できるのは、このとりきめは神様の命令的な指揮的な意味のあるものであるということです。そして、その掟とはマタイ22章37節〜40でイエス様ご自身が「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、あなたの神である主を愛しなさい。」第二に「隣人を自分のように愛しなさい。」と言われています。では、「新しい掟」とはどのようなものでしょうか?ご一緒に考えてみたいと思います。