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 Mobara Baptist Church

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「シェマー・イスラエル」

2016年1月24日 塩山宗満

 申命記 6章1-15節  (旧約 291ページ)

 「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。(6:4)」この最初の言葉はヘブライ語では「シェマー・イスラエル」と読みユダヤ人の大切な祈りの言葉です。主なる神がイスラエルの民に一番先に伝えたかったことは、神は唯一の神である、ということです。ただ一人の神が地球を創り、自然を整え、そして人間をご自分に似せてお造りになったのです。このただ一人の方を信じて従うこと、それが聖書の神が人々に求めておられることなのです。
 続いて神は、ただ一人の神、主を愛しなさい、と述べます。「あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。(6:5)」ヘブライ語ではこの「愛」という言葉は世間のいろいろなものを愛するということに使われています。例えば食べ物、眠り、土地、知恵、などを愛する、などにも用いられています。それが神との関係に用いられるときは、神との契約、約束を忠実に守ることを言っています。神の人間に対する愛は、イスラエルの民を選ばれたことです。一方人間の神に対する愛は、ただ一人の神に喜びをもって御心に従う「愛」である、と語っています。
 その愛を忘れないようにと12節で語ります。神の愛を忘れないようにするにはどうしたらよいのでしょう。主の晩餐式でイエス様の生涯と十字架の死、甦りを思い起こすのも大事な一つです。それから、このように皆さんと一緒に教会学校や礼拝で共に聖書を読み賛美を歌い、祈りあい、そして神の言葉を聞き続けることです。また、自分で聖書を開いて読み、祈る時を持つことなのです。それを心して行っていきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満