2016年5月22日 塩山宗満
マルコによる福音書 3章13-19節 (新約 65ページ)
イエス様はご自分に従う使徒として、貧しい、無学な12人を選ばれました。イエス様が地上におられたときはこの人たちは見たとおりの普通の人として、それでも真剣にイエス様に従って歩みを進めていましたが、その間に神の国のことを教えていただき、イエス様が天に帰られてあとに聖霊を受けると、イエス様が願われたような、力強い使徒としての働きを始めました。
それから2000年、キリスト教会は様々な人をキリスト者として迎え入れ、育て、またイエス様の使徒として用いていきました。今ここ茂原バプテスト教会でも、決してお金持ちではなく、決して学問に優れているわけでもなく、決して地位や名誉を持っているわけでもないわたしたちが集められています。わたしたちがしていることは、主なる神を、また主イエスを礼拝していることです。そのためにわたしたちはここに集められているのです。また、それにとどまらず、このイエス様の福音をこの地の人々と分かち合うためにも招かれているのです。今日も一人の姉妹が信仰告白をしてわたしたちの教会に加わってくださいました。神様がしてくださることに、わくわくしてきます。
「そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。(3:14-15)」と使徒たちを選ばれたイエス様の願っておられたように、わたしたちもイエス様によって共に遣わされ、共に宣教の業に預かり、共に周りの人達に神様からの慰めが与えられるよう出かけましょう。そしてこの業に主よりの助けを祈りましょう。