2016年5月15日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 14章15-24節 (新約 197ページ)
今日は2000年前に聖霊が主イエスを信じていた人の群れに降り、キリスト教会が誕生した日、ペンテコステ、また聖霊降臨祭とも言う日です。
約束された聖霊が私たちに与えられると、どんなことが起きるのでしょうか。「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。(14:26)」とあるように、聖霊は私たちに主なる神の事を教え、イエス様が弟子たちに語られたことを思い起こさせてくださるのです。
聖霊が起こすふしぎなできごとの第一は、「聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(コリ一12:3b)」と言う言葉です。私たちは全く神様の不思議な導きによってここに招かれています。そして、ここで「イエスは主である」と告白していますが、これはすべて父なる神と主イエスによって遣わされている聖霊の働きなのです。
聖霊が一度皆さんをそのように導いたら、天に国籍ができます。そしてこの茂原バプテスト教会に住民登録をしています。私たちは時に自分の都合で神様を忘れたり、教会を離れたり、信じられなくなったりして罪を犯してしまいますが、神は決してお忘れになりません。バプテスマを受けたという事実は、生涯消えてなくなることはありません。安心して神様にお任せして、しかし責任を持って私たちの毎日の歩みをしていきましょう。今は教会に来ていない兄弟姉妹たちのことも憶えて、その方たちもご一緒に礼拝に参加できるよう祈りつづけましょう。