2016年9月4日 塩山宗満
マルコによる福音書 8章31-38節 (新約 77ページ)
「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。(8:34)」自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい、とイエス様は言っておられます。ですから、わたしたちは自分に何ができるかが求められているのではなく、イエス様の後に従って歩んでいくことが求められているのです。キリスト者の歩みとはイエス様の背中を見ながら歩いて行くことなのです。
その、イエス様の歩みとはどんなものだったでしょうか。それは、「多くの苦しみを受け、支配者たちから排斥されて、殺され、そして三日の後に復活する」と言う歩みです。イエス様に従って生きると言うことはそのような道を選び取ることなのです。ただ、わたしたちが主が歩まれた十字架への道を歩むのではありません。それはもうイエス様がわたしたちのために負ってくださっているのです。わたしたちはそのかわりに、自分本位ではなく、自分の力ではなく、神にゆだねた歩みをしなさい、と今日の聖書の言葉は語っているのです。イエス様は、一見惨めな歩みをして行かれました。そして、復活されて、わたしたちに命を示してくださいました。主に従って生きていくわたしたちは、イエス様が示されたように、イエス様の後を見ながら歩いて行けば良いのです。
イエス様を第一として生きていきましょう。皆さん、どうぞこのイエス様が勧めてくださる歩みをご一緒に歩んでいきましょう。イエス・キリストを救い主と信じて、この人生を教会の仲間と一緒に、また日本中の、そして世界中のキリスト者と一緒に歩いていきましょう。章を入力してください。