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 Mobara Baptist Church

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「あなたの人生に❝光あれ❞」

2016年10月30日 関田寛雄

 創世記 1章1-5節  (旧約 1ページ)
 ヨハネによる福音書 1章14節  (新約 163ページ)


 神様は世界の創造の始めに「光あれ」と命じられ、光が生まれました。そして光と闇を分けられました。したがって人生には光と闇があるのです。なぜ光だけの人生ではないのでしょうか。それは光が「良い」ものである事を知るために闇がなければならないからです。神様は光を「良し」とされたのみならず、六日間に創られたものを全て「良し」とされています。この「良し」の中にはあなたの人生も入っているのです。この神様の「良し」という絶対的評価を否定したり妨げるものは何一つありません。勿論、私たちの人生において時に光を見失ったり闇に包まれてしまった時もあります。しかもその闇が長く続くことさえあるのです。「良し」とされた光を信ずることができなくなる時さえあるのです。まっ暗な雲が私たちの人生を覆ってしまう時もあるでしょう。しかしその雲の上には太陽が、光が輝いているのです。
 神様は六日間の創造の一日一日の終わりに「夕べがあり、朝があった」とされました。なぜ朝から夕べではないのでしょうか。ユダヤ人の歴史は長く暗い日々が続きました。しかし彼らはますます暗くなる「夕べ」の歩みを続け、闇を貫いて歩き続けました。それは「明けない夜はない」ことを信じ、「朝」に向かって歩み続けたのです。人生の夜をも歩き続ける者こそが朝の光にめぐり合うのです。どのような暗い人生であっても必ず朝が約束されているのです。
 新約聖書で主イエスは「自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言われました。十字架の道は悲しく苦しい闇の道です。しかしそれを歩み続ける時、必ず復活の朝にめぐり合うのです。この希望のゆえに私たちは救われ続けるのです。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満