2017年2月19日 田名網宏次
エフェソの信徒への手紙 4章1-6節
エフェソの信徒への手紙の1章から3章までには、神様が創造以来、その目的をキリストにおいて、教会のうちにあらわされていることが書かれていると言われています。そうであるならば教会は、特別な祝福を受けたものと言えます。4章からは、神様が教会に大きな目的を与え、それを教会を通して行おうとされているとすればその教会に呼び集められている私たち一人ひとりが、どのようにそれに応えていくべきなのか?どのように神様の栄光を表していけるのか?について語られています。
4章のはじめにこう記されています。「神から招かれているのだから、その招きにふさわしく歩み、一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。」(4章1節〜3節)
神様からの突然で一方的な招きをいただいて集められている私たちは、謙遜、柔和、寛容、愛、忍耐、平和とどのように向き合って生きていけば良いのでしょうか?4章33節に「互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦しあいなさい。」とあります。どんな状況の時も、十字架上で復活されたイエス様を見上げて生きていく以外にはないと信じています。