2017年11月12日 塩山宗満
マタイによる福音書 16章13-20節 (新約 31ページ)
この地上にある教会はどんな目的で、イエス様がお建てになったのでしょうか。一つは、主イエスによって召し出されたものたちが集まって礼拝を守ることです。もう一つは、皆さんもイエス様がこの地上で人々に仕えて働かれたように、神と人々に仕えるためでもあるのです。
先週、東ブロックの牧師会があり、そこに東京北教会の魯(ノ)ヒョリャン先生がオブザーバーで参加され、東京北教会が目指している地域協働プロジェクトの話をしてくださいました。この教会はもう30年ほど、東京の赤羽にあるビルの一室を借りて礼拝をしているのです。この教会がなんとか土地を手に入れて会堂を建て、そこで地域のいろいろなニーズに合った活動をしていきたい、と願っておられます。外国人のためのサポートセンターとか、子育て支援だとか、多言語図書館とかいろいろなアイディアをお持ちでした。わたしたちも憩いの場プロジェクトが進んでいったらそのような社会との接点を持った活動を展開できるのではないでしょうか。
私たちの教会はどのようにして社会に仕えていくことができるでしょうか。茂原バプテスト教会に呼び集められているわたしたちにも、様々な痛みや苦しみがあります。その中で、イエス様が共にいてくださることによって生きていくことができることを知らされています。ですから、わたしたちは、これまでも、今も、これからも、主イエスがこの地上でされた生き方に倣って生きるように招かれています。ご一緒に人々に主イエスの福音を伝え、教え、預けられている鍵を用いて、天の国への門を開いていきましょう。