2017年12月31日 塩山宗満
テサロニケの信徒への手紙一 5章16-18節 (新約 379ページ)
今年度、わたしたちは心に刻み込む聖書の言葉として「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」を選び、毎週の礼拝で唱和してきました。この聖句をわたしたちはどのように受け止め、どのように生きてきたでしょう。
わたしたちはいつも喜んでいたでしょうか。課題が幾つかあります。教会に来ることができない状況に置かれている兄弟姉妹のことを思いながらも、ご一緒に「喜んで」礼拝ができるようにとの工夫や働きが十分でなかったかもしれません。互いの関わりや助け合いも十分ではなかったかもしれません。それでも、主にあってつながりを持ち続けることができた喜びはわたしたちの内にしっかりと存在します。
「絶えず祈りなさい」、これはどうでしょうか。うーんとちょっとためらいますが、それでも祈り続けていることは確かです。祈り続けていた方にバプテスマを受ける決心が与えられました。
「どんなことにも感謝しなさい」。年末に転んで骨折をした方や自動車事故にあった方もおられました。それでも、それぞれがどんなにか守られたか思い返すと感謝でいっぱいです。どのような状況にあってもみ言葉に支えられ喜び、祈り、感謝してきたように思います。
憩いの場プロジェクトを具体的に推進する段階になり、裾野を広げていくとさらに多くの人たちと礼拝ができることも見えてきました。新しい年を主の祝福を求めて喜び、祈り、感謝してご一緒に歩んでいこうではありませんか。