2018年4月8日 塩山宗満
ヘブライ人への手紙 10章19-25節
ある人がクリスチャンになって一番違いが分かるのは、その人がそれまではのんびり過ごしていた日曜日の朝に、いそいそと礼拝に出かけるようになることでしょう。今日の宣教の題は「礼拝から始まる生活」となっています。日本バプテスト連盟の信仰宣言には次のように記されています。「私たちの生活は、この主の日の礼拝から出発し、神の救いを喜び、キリストを証ししつつ隣人と祝福をわかち、労苦を共にする。」
わたしたちバプテストはこの日曜日を「主の日」と呼んで守っています。日曜日は主の復活を覚え、歴史の終末を憶える日でもあるのです。わたしたちキリスト者にとって、日曜日は週末ではなく、週の初めの日なのです。礼拝に参加したあとは、私たちはここからそれぞれが置かれている場へ、家庭や、職場、学校などへ出かけていきます。わたしたちは一週の間、様々な場へ押し出されて、証をしたり、神への奉仕をしたり、社会への奉仕をしたりしていくのです。それは、この礼拝に一人でも多くの人が加わるように祈り、自分の身近な人たちを覚えて、「主よ、あの人がわたしの隣に座って、いっしょに礼拝に出ることができますように」と祈ることにつながります。
みんなで聖霊の導きを頂きながら良い礼拝を作り上げていきましょう。どうぞ礼拝の時間を大事なときとして、集まってください。みんなで神をたたえ、賛美をし、み言葉を聞きましょう。今日の聖書の一節「互いに愛と善行に励むように心がけ、ある人たちの習慣に倣って集会を怠ったりせず、むしろ励まし合いましょう。(10:24-25)」とあるように、礼拝を大切にしましょう。