2019年12月15日 塩山宗満
ルカによる福音書 2章8-20節 (新約 103ページ)
「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。(2:10-11)」と天使が羊飼いたちに伝えました。羊飼いたちはその救い主を見にベツレヘムへ行き、赤ん坊を探し当て、そのことをまわりにいた人々に「天使がこんなことを語ってくれ、その通りでした」と伝え、そして喜んで帰っていきました。
さて、この世界に救い主が与えられました。わたしたちは今どのようにこの救い主をお迎えすればよいのでしょうか。「あなたがたのために救い主がお生まれになった。」という天使の宣言が、今日わたしたちにも告げられています。クリスマスはうれしい時です。でも、うれしくない人もいるのです。わたしたちにはたくさんの問題があり、大きな不安があります。不条理と言う言葉がまったく当てはまるようなどうしようもないことがおきてしまうことがあります。でも、神はそれらすべてをご存知の上で、そのような問題を解決するために救い主をこの世にお送りくださったのです。
クリスマスはそのように、暗いわたしたちの場所を照らす光を送ってくださった、その時なのです。私たちはどのような状況の中でも神を信頼し、安心してイエス様に従っていけば父なる神はそれに答えてくださいます。だから、私たちはうれしいのです。イエス様の生涯を知れば知るほど私たちはこの方を信じてしたがっていけば間違いない、と思わされるのです。そのことが「大きな喜び」なのです。
この、主イエスを救い主と信じて生きていきましょう。