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 Mobara Baptist Church

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「天にある永遠の住みか」

2020年11月1日 塩山宗満

 コリントの信徒への手紙二 4章16節-5章1節(新約 329ページ)

 今日は召天者記念礼拝でわたしたちの教会に関わりを持ってご一緒に信仰生活を送って、天に召されて行かれた方たちのことを覚えて礼拝を持っています。
 「わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。(5:1)」地上の住処である幕屋が滅びる、というのは、私たちの地上での生命の終わりを語っています。私たちのこの体が亡くなったとしても、神によって建物・住処が備えられている、とパウロは語ります。私たちはいま、こうして生かされて日常生活をし、それぞれの働きをしているのですが、死が訪れると、それまでしてきた生活や働きはできなくなるのは確かです。そして、それは、つらいさびしいことです。でも、神によって建物・居場所が備えられていることが分ると死のあとに大きな希望が与えられます。イエス・キリストを救い主と信じる人には、永遠の住処が約束されているのです。教会員としてこの地上での住民登録をし、本籍を天国に持つのです。
 すでに召された方々は、神が備えてくださった建物、住処が用意されていて、そこにおられるのです。私たちは、信仰の先輩たちに囲まれて、この世での歩みを進めているのです。この先輩方の信仰を、こうして私も含めて皆さんが引き継いで、この教会の歩みを進めています。私たちも見えるものにではなく、見えないものに目を注いで、神が示される「時」が来るまで、ご一緒に神の国のために働いて行こうではありませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満