2021年5月30日 塩山宗満
ルカによる福音書 17章1-10節 (新約 143ページ)
「イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、弟子たちにたとえを話された。(18:1)」わたしたちが祈ってはみたけれど、その祈りが聴かれない、待たなければならないそういったことがくり返し起こってきです。祈っても何にもならない、と思ってしまいたくなるときがあります。けれどもイエス様は、そんなときにくり返し、昼も夜も叫び求めなさい、そうそれば神はほうっておかれず、速やかにその祈りに対して判断を下してくださるのだ、と言っておられます。
今日の聖書は、わたしたちが今生きている世の中は、神を畏れず、人を人とも思わない人たちがあふれている世なのだけれども、神は必ず正しい裁きをしてくださるのだから、気を落とさず、祈り続けなさい、ということを語っています。
私たちは今年度の計画を立てるときに、一つは回転資金の借入額が後の人たちにたくさんは残らないように繰り上げ返済をしよう、と決めました。さらに、礼拝堂の屋根を改修し、外壁の塗装を一気に行ってしまおう、とこれも計画しました。それとわたしたちの教会の次のステップを考えるプロジェクトを立ち上げることにしました。その中には隣の土地のことも真剣に考え、祈っていこうと記されています。
教会のいろいろな集会に出席したりZoomで参加したりして、教会のこと、仲間たちのこと、そして世界のことを一緒に祈りましょう。コロナの終息のことを祈りましょう。また、皆さんそれぞれに時間を作って祈りを捧げてください。わたしたちにはどのような祈りの課題があるかを確かめながら、祈り続けましょう。