2022年2月13日 塩山宗満
使徒言行録 4章1-21節 (新約 219ページ)
「議員や他の者たちは、ペトロとヨハネの大胆な態度を見、しかも二人が無学な普通の人であることを知って驚き、また、イエスと一緒にいた者であるということも分かった。(4:13)」9〜12節のペトロの話の内容は、聞いていた最高法院の議員たちを驚かせました。議員たちはこの二人がガリラヤから来た元漁師で、ただの庶民であること、けれどもこのように聖書の解釈をし、伝道者として確信を持って語っているのにびっくりしたのです。
無学な普通の人であったペトロはなぜこのように議員たちの前で彼らも驚くような話ができたのでしょうか。それは、主イエスの弟子だったからでしょう、イエス様も偉いラビについて聖書を学んだのではないようです。けれども父なる神の権威をもって人びとに語り、教えられました。ペトロやヨハネもそのイエス様と3年半行動を共にし、教えを受けていたので、このような力ある話をすることができたのではないでしょうか。
今月は神学校月間として、わたしたちバプテスト連盟の神学校のことを憶えて祈り、献金をしたいと願っています。この機会に、わたしたちが、さらにどの様に聖書の御言葉に聞き従って、いったら良いかを考える時でもあります。
教会の様々な集会で、学びをして行くと同時に、東京バプテスト神学校の公開講座で学ぶこともお勧めです。私たちは、聖書の学びを通して、神様のなさることを見聞きし、その見たこと、聞いたことを語る務めに召されているのではないでしょうか。新しい年度に向かって準備の時です。聖霊の導きを祈って神の御心を伺ってわたしたちの進むべき道を探していきましょう。