2022年11月6日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 14章1‐7節 (新約 196ページ)
今日は、召天者記念礼拝を守っています。わたしたちの教会に関わりを持った方で天に召されていった方たちを憶え、わたしたちが天に召されると言うことはどんなことなのかを確かめる日です。
「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。(14:3)」イエス様はこの後十字架に付けられるけれど、よみがえって弟子たちの所へ現れる、そのこと言っているのかもしれません。また、この世界の終わりの時にイエス様がもう一度この地上に来られる、そのことを言っているようでもあります。ただ、ヨハネ福音書が語っているのは、おそらく主イエスが聖霊として、地上にある弟子たちの群れ、教会に戻ってくる、そのことを言っているように思われます。イエス様がおられるところに、あなた方もいる、といわれるのです。わたしたちは主イエスからの聖霊を戴くことによって、生きていてもまた、死に臨んでもイエス様と共にいることができるのです。
主イエス・キリストを信じ、救いのみ業に与ってこの世を歩んだ者は、地上の生涯が終わったら神が用意してくださっている住み処に迎えられると今日の聖書は語ります。わたしたちは憩いの場を建築するときに、納骨室、「望みの家」を併設しました。主のもとに召されていった人たちと一緒に礼拝を献げようと願っているのです。この教会が地域になくてはならないところになるように祈っています。残されたわたしたちも、主イエスを見上げて、御言葉に従って与えられた日々を歩んで参りましょう。