2022年12月25日 三羽善次
ルカによる福音書 2章1-21節
クリスマスは今や全世界で祝われています。日本のようにキリスト教と無関係な所でも、クリスマスは年中行事の一つとして祝われています。
しかし、そこに救い主、主イエスは不在のままです。クリスマスが終わると大勢が神社に向かい、賽銭箱にお金を投げ入れ、祈願します。
聖書の神はわたしたちに恵みをお金と引き替えに与えるのではなく、ただ、無償でくださいます。
わたしたちは自分で幸せをつかもうと競い合いつつもがいています。国と国の間でも、領土と富を巡って競い合いが生じ、戦争にまでなっていきます。しかし神様の恵みに委ねるところに本当の幸せがあります。
羊飼いたちは、御子イエス・キリストの誕生の知らせを与えられました。かれらはその御子を捜し当て、最初にキリストを拝む恵みが与えられました。そして生涯神を礼拝するものに変えられていきました。
「天には神の栄光、地には平和」と天使が言ったようにまず神を賛美し、栄光を帰すことから始まらなければなりません。クリスマスの光を受け取ったものとしてこの光に導かれてそれぞれ希望を持ってその人生を歩んでいきましょう。