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 Mobara Baptist Church

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「神の救いは異邦人に」

2023年3月19日 塩山宗満

 使徒言行録 28章17-31節 (新約 270ページ)

 「だから、このことを知っていただきたい。この神の救いは異邦人に向けられました。彼らこそ、これに聞き従うのです。(28:29)」パウロは同胞であるユダヤ人のことを忘れることなく心に留めてきました。けれどもいくら説いても理解せず、神の言葉を信じて従おうとしないユダヤの人たちに、「神の救いは異邦人に向けられる」ことを告げます。
 使徒言行録は、パウロの宣教がローマで語り続けているところ、28章で終わっていますが、キリスト教の伝道はこの後もずっと展開されていきました。福音はこの日本にも今から400年ほど前に伝えられ、その当時かなりの広がりを持ちました。その後、一時鎖国とキリシタン禁制の時代がありましたが、明治期になってまた福音が改めて日本に伝わってきました。
 わたしたちの教会も25年ほど前にこの地で伝道を開始し、それから御言葉の種を蒔き続けています。この土地に主は私たちを用いて教会を建てられたのです。今の私たちにできることは、パウロが語り続けたように、私たちもこの教会を拠点にして、福音を語り続けるということでしょう。
 今日の召詞を読みましょう。「主の家に行こう、と人々が言ったときわたしはうれしかった。(詩編122:1)」そう、教会に集まるのはうれしいことなのです。そしてその教会で、ご一緒に主イエスの福音をもう一度確かめ、自分のものとしてその御言葉に感激し、使徒パウロがローマで語り続けたように、私たちもこの茂原の地で福音を宣べ伝え続けましょう。
 今日はこれから企画・予算総会が開かれます。この総会が使徒言行録の続きを書き記すことになるように祈ります。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満