2023年7月9日 塩山宗満
コリントの信徒への手紙一 15章1-11節
私たちには避けることが出来ない死があります。また、さまざまな苦しみが襲ってくることがあります。けれども、死を打ち破ってよみがえられた主を仰ぎ見るときに、そのイエス様を信じることによって、私たちにも永遠(とこしえ)の命という希望が与えられます。苦しみや悲しみの中にある人々のためにこそ、イエス様はよみがえられたのです。そして、私たち、主を信じているものには、そのような苦しんでいる人たち、悲しんでいる人たちのところへ出かけていって、その苦しみや悲しみをともに分かち合い、み言葉を分かち合い、イエス様のよみがえりを憶え、喜びのメッセージを受け取るように、共に歩む働きが託されているのです。恵みは分かち合うものです。そのような働きを毎日毎日、一歩一歩歩む、そのことが私たちに託されているのです。その道をイエス様に励まされながら皆様とともに歩んで生きたいと願います。
今年度になって、わたしはこの教会の新しい息吹を感じます。教会が建ち上がったときからおられる方が、またそれからこの群れに加えられていった方たちが主のために様々な働きについておられます。なかなか礼拝に来ることができなかった方がもう半年以上、続けて出席しておられます。ろうの方も、交流が少なく寂しい思いに耐えながらも10年以上共に奉仕してくださっています。インターナショナルグループの人たち、最近加わってこられた人たちもそれぞれの持ち場を持って主に仕えておられます。まだまだ課題はたくさんありますが、それを乗り越えて新しい歩みだしがされることを主に願って参りましょう。