2023年7月30日 塩山宗満
マタイによる福音書 16章13-19節
この地上にある教会はどんな目的で、神がお建てになったのでしょうか。一つは、召し出されたものたちが集まって礼拝を守ることです。私たちが毎日の生活を神のみ心に従って歩んでいくために私たちは神のみ言葉に聞きながら歩まなければなりません。教会で行われる礼拝はそのための大事な場所なのです。礼拝で、聖書を読み、賛美歌を歌い、祈りをし、兄弟姉妹と交わりのときを持つ、これはとても大事な教会の働きです。ここで、真の神の言葉が聞かれるように整えて、祈って、礼拝を待ち望みましょう。いろいろな人たちが集まっていて、それでも一人の神を礼拝するために、手話通訳をつけ、説教の英語訳を造り、御言葉を分かち合っています。
もう一つは、周りの人たちと御言葉を分かち合うことです。友のことを互いに祈りましょう。「聖徒の交わり」とは互いに知り合い・尊重し・祈り合うことです。教会学校で学びあい、祈祷会にも出席して、祈りを分かち合いましょう。一人一人の祈りの時も大切です。
自分も苦しみに遭ってそこから救い出された人たちがここ茂原バプテスト教会には集められています。病気を持っていたり、さまざまな痛みを経験したり、経済的な不安を持っていたり、苦しんでいたところを、イエス様が助け出してくださっています。そのような私たちですから、苦しみを持っているほかの人たちに寄り添って生きる、そんな働きを一人一人がする、そういう教会になっていこうではありませんか。私たちがどのような教会になっていけばよいのかをぜひ皆さんとご一緒に考えて祈りあっていきたいと願っています。