2024年8月11日 塩山宗満
ローマの信徒への手紙 6章3-8節
「わたしたちの古い自分がキリストと共に十字架につけられたのは、罪に支配された体が滅ぼされ、もはや罪の奴隷にならないためであると知っています。(6:6)」、「わたしたちは、キリストと共に死んだのなら、キリストと共に生きることにもなると信じます。」(6:8)。イエス・キリストを救い主と信じることによって、わたしたちは神に背を向けていた過去の自分を神にお任せして、神の恵みと祝福の内にゆだねます。そして、私たちがイエス様の十字架の死と共に生まれながらの古い自分に死ぬならば、主イエスの復活と同じようにわたしたちも新しい命に生きるのです。わたしたちは、イエス・キリストを救い主と信じる信仰告白をし、そしてバプテスマを受けてキリスト者となり、教会員になるのです。
パウロはこの手紙の中で一貫して、人は行いが正しかったから神に認められてキリスト者になるのではなく、救いは神からの恵みであり、主を信じて、信仰を告白しバプテスマに与ることによって、新たに生きるようになるのだと説きます。
わたしたちは神の不思議なお導きによってここに招かれています。わたしたちの教会は今、次のステップへのチャレンジを始めています。この教会を立ち上げた時からいた人も、その後ここでバプテスマを受けた人も、他の教会でキリスト者になってここに加わった方も、まだバプテスマを受けておられない方も、みな神がここに呼び集めてくださっているのです。
みんなで神の国の喜びを味わいましょう。そして、この福音をこの長生郡市のまだ神を知らない人たちに伝えていく、その働きをご一緒に進めて行こうではありませんか。