2025年4月13日 服部紘司
マタイによる福音書 27章32-56節
「三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。『エリ、エリ、レマ、 サバクタニ。』これは、『わが神、わが神、なぜわたしをお見 捨てになったのですか』という意味である(46節)。」
イエス様の十字架の苦しみと死を覚える、受難週の時を迎え ました。我らの主が復活される前、この世の誰よりも苦しま れたという事実から、希望と慰めをいただくことができます。
私自身、振り返ってみると、毎年の受難節の時期、様々な困 難や祈りの課題に直面することがしばしばありました。自分 の力では到底解決のできない困難に遭う度に、十字架ですべ
ての苦しみを背負われた主に、すべてを委ねることを教えら れてきました。主は十字架での最期の時、「成し遂げられた (ヨハネ 19:30)」と言われました。2000年前に成し遂げ
られた救いに希望をいただき、今日を歩んでゆきましょう。
ヨハネによる福音書16章33節
「これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって 平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。し かし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」