2025年10月26日 服部紘司
ヨナ書 4章1-11節
「主は言われた。『お前は怒るが、それは正しいことか』(4節)」
先日、本屋に行く機会があり、新刊のコーナーを見ると、「毒の吐き方」をテーマにした書籍があり、面白いと思いました。内容は詳しく見ていませんが、人間の感情、とりわけネガティブな感情をどう扱うかという問題は、現代社会では日々重要性を増しているような気がしています。
聖書を読むと、そこに人間の感情が隠さず描かれていることに感動を覚えます。神に用いられた人々は、神に対して悩みや怒り、悲しみをありのまま表現しました。そして、誰より神であるイエス様が、怒り、嘆き、涙を流されました。このお方には、何も飾らずに、すべてを打ち明けることができることに、改めて感謝しました。
ヨハネによる福音書3章16節
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」