2012年4月8日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 20章1-10節 (新約 209ページ)
イエス様は復活をされて、弟子たちの所へ現れ、彼らを励ました後、天に昇られたので、それからわたしたちはイエス様をこの目で見ることはできなくなりました。でも、聖書という証言を残し、わたしたちに神様のことを知らせてくれる聖霊を用意し、それからこの神様のことばを語りつづける教会を備えてくださいました。
弟子たちがイエス様の復活を語り始めたその最初から、世の人たちはそんな馬鹿な、と「キリストの復活」のことを受け付けませんでした。でも、弟子たちと教会はイエス様のよみがえりを語り続け、紀元55年頃、使徒パウロはこのイエス様の復活のことについてコリント一15章で、キリストは死者の中から復活し、眠りに就いた人たちの初穂となられたのだ、と強調します。
ヨハネ福音書を始め、どの復活の記事を見ても復活された主にお目にかかった弟子たちの喜びがあふれるようだったことが感動を持って記されています。この感動から、弟子たちはこのイエス様の働きを伝えなければ、という思いが起こされ、教会が起こされ、それから2000年もの間この良い知らせ、福音が教会を通して世界中に語り継がれ、宣べ伝え続けられていったのです。
そして、このイエス様の福音、良い知らせが日本にも届き、ここ茂原でも語られるようになったのです。わたしたちも今日は主イエスのよみがえりを覚えて、喜びましょう。感謝しましょう。そして、わたしたちが喜ぶだけでなく、その喜びが広がっていくように祈り、働き、語っていこうではありませんか。