2012年4月15日 塩山宗満
マタイによる福音書 13章1-9節 (新約 24ページ)
よい地に蒔かれた種は、どのような実を結ぶのかイエス様が解説しておられます。「良い土地に蒔かれたものとは、御言葉を聞いて悟る人であり、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍の実を結ぶのである。(13:23)」み言葉はまず聞かなければなりません。み言葉をじっくり聞きましょう。そして、それを受け入れることが求められます。そうすると、たくさんの実を結ぶのだとイエス様は言っておられます。それも、ちょっと増えた、というのではなく、桁違いに増えて実を結んでいくのだ、といわれます。
そして、このみ言葉のとおりほんの一握りだったイエス様を信じる者の群れは、教会ができた時は120人ほどが集まっていた、と使徒言行録には記されています。その120人が迫害を受けて散らされながら、ユダヤの国からアジア、ヨーロッパ、北アフリカへと世界中に広がっていきました。
千何百年も後になって、日本にも種を蒔く人がやってきて、千葉県にも、そしてとうとう茂原にもみ言葉の種がまかれました。茂原バプテスト教会は今年伝道を開始してから15年になります。スタートしたときは12名だった会員は、先週の復活祭礼拝では39名の出席がありました。わたしたちが今年度活動方針の中に記して、祈り願っている50名の礼拝は決してとんでもない夢、と言うわけではありません。神さまがこの教会にどんなことをしてくださるのか、これから楽しみです。ご一緒に神が示してくださる、桁違いの祝福を待ちましょう。