2012年7月8日 塩山宗満
使徒言行録 19章1-10節 (新約 251ページ)
パウロがエフェソの教会の人たちに「信仰に入ったとき、聖霊を受けましたか」と聞くと、彼らは、「いいえ、聖霊があるかどうか、聞いたこともありません」と答えています。
教会は「父としての神、子としてのキリスト、そして聖霊が神をあらわす」と語ります。父なる神は天におられ、子なる神は私たちの近くにおられ、聖霊なる神は私たちの内におられるのです。ですから聖霊は私たちに最も身近な存在で、私たちの内にある聖霊は、私たちにいろいろなことを教えてくれますし、起こさせてくれます。聖霊のもっとも大きな働きは、「聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(1コリント12:3)」とイエス様を主であると告白させることです。
この茂原の地で、わたしたちは主イエスの「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。」というご命令に沿って、み言葉を伝える働きを続けています。どうか皆さんもご自分の周りの人たちにみ言葉を伝え、そしてその人たちが教会で信仰告白をし、バプテスマを受けていくように祈ってください。そのために働いてください。このエフェソの町で改めて「主イエスの名によるバプテスマ」を受けた人たちは12人だと記されています。ここからエフェソの町の教会が生まれ、成長していきました。私たちの教会も伝道が開始された時は12名の会員からスタートしていったのです。大胆に主に願って参りましょう。