2012年10月14日 塩山宗満
詩編 119編9-16節 (旧約 959ページ)
「どのようにして、若者は 歩む道を清めるべきでしょうか。あなたの御言葉どおりに道を保つことです。(9節)」ここで、歩む道とは私たちが生きていく、人生のいろいろな道のことを言っているのでしょう。それをどのように選んでどのように歩いていったらよいのでしょうか。特に若い皆さんたちがどのような道を選んでこれからの人生を歩んでいったらよいかということは、学校の先生や友人たち、両親、先輩など、世の中にはいろいろアドバイスをしてくれる人たちがいます。でも、この「選び」だけはどうしても自分で、苦しみながら探していくしかありません。
若い皆さんにも、お一人お一人の持ち味に従った使命が神から与えられているはずです。それが何かは御自分で探し出さなければなりませんが、それを探すためにはかなり自由に「心にかなう道を、目に映るところに従って行け。(コヘレト11:9)」とあるようにいろいろ試してみることでしょう。失敗があっても、それを乗り越えて挑戦していけばよいのです。ただ、そのことを神はご存じで、見守っておられる、と言うことを憶えておきましょう。そのためには、神の言葉をしっかり身につけておくことが求められます。そして、そのことは若い人たちだけでなく、わたしたちみんなに求められることなのです。御言葉を身につけ、自分に示された道を見つけて、歩んで行きましょう。そのための第一歩として、主イエスを救い主と信じて、神の言葉に従って歩むことから始めましょう。
ご一緒に御言葉によって神が示してくださる道を歩いていこうではありませんか。