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 Mobara Baptist Church

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「主イエスの弟子」

2013年4月14日 塩山宗満

 ルカによる福音書 14章25-35節  (新約 137ページ)

 今日の聖書には、イエス様がわたしたちをドキッとさせ、こんなことではクリスチャンにはなるのは難しい、と思わせるような言葉があります。「父母、兄弟、妻、子どもたちを憎み、自分の命すら憎み、自分の十字架を背負って、そして持ち物を一切捨てて従っていく人でなければわたしの弟子ではありえない」と言っておられるようです。
 マタイによる福音書の同じような場面では、イエス様の弟子としてふさわしくないものは「親兄弟、家族をわたしより愛する者たちだ」と言っておられます。それからすると今日の聖書の言葉は、「親兄弟や、家族を大事にしなさい、自分自身を大切にしなさい、そして、それ以上にわたしを愛して生きていきなさい」と言っておられるのです。
 この聖書の言葉は、わたしたちにイエス様を第一として生きていくことを求めています。「自分の十字架を背負って」とはどんなことでしょう。自分の十字架とは自分の人生にかかってくる課題とか重荷のことを言っているのではありません。イエス様に従うことを決断するとイエス様が背負われた十字架の一部をわたしたちが背負わなければならないことがあります。わたしたちは親、兄弟、妻や子どもたちを愛し、自分自身も大切にし、この世で生きていくのです。自分の持ち物も大事にして、有意義に用いていきます。そして、それ以上にイエス様を愛して、イエス様の願われるところをしっかり見つめて、そして自分の十字架を背負って生きていくのです。皆さん、このイエス様が勧めてくださる歩みをご一緒に歩んでいこうではありませんか。


日本バプテスト連盟
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牧師 塩山宗満