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 Mobara Baptist Church

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「カイサリアへ」

2013年7月14日 塩山宗満

 使徒言行録 23章23-35節  (新約 261ページ)

 パウロは以前から、帝国の首都であるローマに行ってこの町の人たちと一緒に伝道をし、それからできればスペインまで出かけていきたいと願っていました。このパウロの願いを支えるように、主イエスの言葉が響きます。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」(23:11)」パウロの願いが人間的なものではなく、イエス様を通して、神の御意志であることが確かめられたのです。
 このことは私たちにも一つのことを教えます。私たちは神のために何かをするときに、私たちの持っている知恵を十分に使ってアイディアを出し、計画を立て、その実現性がどうなのかを検討しておく必要があるのです。その私たちが立てた計画を神は御心にかなっているかどうかを確かめてくださるのです。その神からの確認は、計画を行っている最中か、場合によっては実行した後からかもしれません。でも神は私たちが考え、計画を進めていくことを喜んでくださるのです。
 パウロが計画し、神が確かめてくださった宣教活動が具体的に展開していった跡を使徒言行録を通して読んでいくと、神のご計画が歴史の中に刻まれていったことに深い感動を覚えます。わたしたちの教会も毎週の礼拝をしっかり守った上で、今年度の働きをどのように展開していくかを計画し、祈りつつ、それを実行していくことが求められます。今日最初の打合せを行う、「憩いの場」プロジェクトもそのようにわたしたちの知恵を結集して、計画を立て、それを神がよしとしてくださるよう祈っていきましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満