2013年12月22日 塩山宗満
ルカによる福音書 2章8-20節 (新約 103ページ)
夜通し羊の番をしていた羊飼いたちに、天使を通して神からの祝福が届きました。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」その言葉は、同じように、今日わたしたちにも告げられています。ここに集まってこられたお一人お一人に神は救い主をお送りくださっているのです。
クリスマスはどうしてうれしいのでしょうか。プレゼントがもらえるからでしょうか、パーティーなどで久しぶりの友達や家族に会えるからでしょうか。でも、うれしくない人もいるのです。わたしたちには人生のたくさんの問題があります。どうしてこんなことが起きるのかというようなことも起こってしまうことがあります。不条理と言う言葉がまったく当てはまるようなどうしようもないことがおきてしまうことがあります。そんな問題の中でとても喜んでなどいられない、という人もおられるかもしれません。でも神はそれらすべてをご存知の上で、私たち一人ひとりのために救い主をこの世にお送りくださったのです。
クリスマスはそのように、暗いわたしたちの場所を照らす光を送ってくださった、その時なのです。私たちはどのような状況の中でも神を信頼し、安心してイエス様に従っていけば父なる神はそれに答えてくださいます。だから、私たちはうれしいのです。イエス様の生涯を知れば知るほど私たちはこの方を信じてしたがっていけば間違いない、と思わされるのです。そのことが「大きな喜び」なのです。
この、主イエスを救い主と信じて生きていきましょう。