2014年6月8日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 12章44-50節 (新約 193ページ)
「わたしの言葉を聞いて、それを守らない者がいても、わたしはその者を裁かない。わたしは、世を裁くためではなく、世を救うために来たからである。(12:47)」三位一体の神はなんとやさしい方なのでしょう。イエス様に従うといいながら、イエス様からの言葉を聞いても守らない人がいるだろう、そのような者がいてもイエス様はその人を裁かない、と言われるのです。イエス様は世を救うために来たのだから、と言ってくださるのです。私たちはイエス様の愛を知って、イエス様に従って生きていこうと決心をします。聖霊の導きに従ってそう決断をするのです。けれども、私たちは決断したことを持ち続けることがなかなかできません。でも、そのような私たちでもすぐに裁いて懲らしめる、ということはしない、と言ってくださるのです。私たちは今とても厳しい、締め付けの多い社会に生きています。でも、イエス様はできないものを、失敗ばかりしているものを裁かないで赦してくださるのです。
今日はペンテコステの主の日です。指導者を失って途方に暮れていたイエス様の弟子たちのところに聖霊が降って、弟子たちがもう一度立ち上がって福音を語り始めた、記念の日なのです。「聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言えないのです。(コリント一12:3)」と記されています。
私たちはイエス様を見て、イエス様の愛を知って、そのイエス様を信じて生きていくほうに賭けるのです。ご一緒に主イエスを信じてこの与えられた人生を歩んでまいりましょう。