2014年7月13日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 14章15-24節 (新約 197ページ))
「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。(26節)」聖霊が遣わされると私たちに主なる神の事を教え、イエス様が弟子たちに語られたことを思い起こさせて下さる、というのです。今の私たちにとっては、聖書の言葉を思い起こさせてくださるのです。私たちが聖書を理解するのも、聖霊の働きです。
イエス様が弟子たちにされた約束があの、ペンテコステの日にエルサレムの町で起きて、そこで終わったのでしょうか。そうではありません。それから聖霊は、神を求めイエス様を求めている人たちに注がれつづけてきました。聖霊が人々に注がれるとどんなことが起きるのでしょうか。悔い改めの思いが押し寄せてきます。そして、主イエスに愛されているという喜びがわいてきます。また、主イエスを救い主として信じて生涯を歩みたいという熱い思いにさせられます。今日も礼拝の中でそれを実感しましょう。聖霊の素晴らしさを体験しましょう。私たちは皆そのような経験をしてきているのです。
この章の最後の言葉は「さあ、立て。ここから出かけよう。(31節b)」です。イエス様のこの言葉によって、私たちも押し出されます。私たちの群れに、聖霊が注がれ続け、私たちが神様の守りのうちに置かれ続け、それだけでなく、私たちの群れに主イエスを救い主と信じる人が与えられるようにいのり続けましょう。そしてここから出かけていってそれぞれの置かれている場所で証しをし続けましょう。