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 Mobara Baptist Church

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「僕を裁きにかけないでください」

2015年9月27日 塩山宗満

 詩編 143編 1-12節  (旧約983ページ)

 主なる神の僕である詩人は、今大いなる苦しみの内にあります。信じている神が恵みの神なので、彼はその神から赦しと救いを祈りの内に求めています。彼はかつて経験した神の愛を思い起こし、その恵みが今の自分のところに来るように繰り返し祈り、この詩人を滅ぼそうとしている敵から救い出してくださるよう祈って、この詩を終わらせています。「あなたの僕を裁きにかけないでください。御前に正しいと認められる者は、命あるものの中にはいません。(143:2)」わたしたちの信じている神が裁きの神ではなく、恵みの神であることを信じ、期待しています。聖書は一貫して人間が罪人であることを語っています。使徒パウロはローマの信徒への手紙3章で「なぜなら、律法を実行することによっては、だれ一人神の前で義とされないからです。律法によっては、罪の自覚しか生じないのです。(ローマ3:20)」と述べて今日の詩編の言葉を表現しています。そのことをこの詩人は良く理解していました。
 「御旨を行うすべを教えてください。あなたはわたしの神。恵み深いあなたの霊によって、安らかな地に導いてください。(143:10)」わたしも神から平安を戴き、神の御心を知り、そしてそれを行うすべを教えて戴きたいと願います。そして、皆さんとご一緒に神のみ旨に従って御言葉を伝える働きをこの茂原の地で行っていきたいと願います。今日は一人の兄弟がこの群れに加わってくださいましたが、そのような方たちがこの街からもっともっと起こされて、多くの仲間たちと礼拝を献げることができるように願って参りましょう。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満