2016年2月14日 塩山宗満
申命記 19章1-13節 (旧約 320ページ)
聖書の神は歴史を導く神です。歴史を通して働き、「今日」、恵みを与えてくださる方なのです。そこで、イスラエルの民は「今日、わたしはあなたの神、主の御前に報告いたします。わたしは、主がわたしたちに与えると先祖たちに誓われた土地に入りました(26:3)」と告白します。今日を迎えるまで、主がイスラエルの民をみちびいてくださったという信仰を告白しているのです。
それはわたしたちにとっても同じでしょう。わたしたちの教会を建て、この私をその教会へと導き、恵みを与えてくださった主は、アブラハムを選び、エジプトからイスラエルの民を導き出し、御子イエスを遣わし、世界に教会を建ててくださった主と同じ神なのです。聖書の神はこのように歴史を導き、そしてわたしたちをも導いてくださる神なのです。わたしたちもこれまでの歩みを振り返って、「今日」主がわたしたちにしてくださったことを思い起こし、証ししてみませんか。
わたしたちバプテスト教会ではキリスト者になるときに一人一人が信仰告白をして、自分の信仰を教会員の皆さんに知っていただくことになっています。まだ、バプテスマを受けておられない方はぜひ、この信仰告白をまとめて、キリストを信じる者となってください。既にクリスチャンになっておられる方たちがこの教会に加わるときにも、信仰告白をお聞きすることになっています。一人でも多くの方がこの教会に加わってくださるのをお待ちしています。
そして、イスラエルの人たちが礼拝の後で皆一緒に食事をして楽しんだように、ご一緒に神さまのために集まり、礼拝をし、御言葉の広がりのために働いていきましょう。