2017年5月14日 塩山宗満
マタイによる福音書 5章17-20節 (新約 7ページ)
神を愛することと人を愛することが律法の神髄であるとイエス様は言われます。「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。(5:20)」との御言葉は、あなたがたは神を愛し続け、となり人を愛し続けることができるか、と問うておられるのです。
このところ、わたしたちはこの教会の歩みを振り返ってみながらいろいろな話をしています。何よりも、礼拝が続けられたこと、数は決して多くはないけれど、さまざまな人たちがこの教会に招かれてきたこと、外国の人たちも来たし、強い人、元気な人たちだけでなく、弱さを持っている私たち一人一人も、ここに招かれて集まってきたことをみんなで感謝しています。そして、私たちの教会のこれからに対して、さまざまな希望と意見を求めているところです。執事会や、憩いの場プロジェクト委員会の席でいろいろな話が出ます。「聖書を読む集い」でもいったいこの教会は何をしていったら良いのかを話し合ったりしています。教会が行っているいろいろな行事、コンサートや講演会、バーベキュー、イブ礼拝など地域にここに教会があると言うことを知らせる働きがありますが、そんな中でも徹底した弱者へのサポート、高齢の人や病気の人への支援などを展開していけば地域になくてはならない場になっていくのではないか、との意見もありました。
何をするにしても、わたしたちの生き方が、神を愛し続け、隣人を愛し続けることから始まるのだということをここで確認しておきましょう。