2017年11月26日 塩山宗満
イザヤ書 52章7-10節 (新約 143ページ)
「いかに美しいことか 山々を行き巡り、良い知らせを伝える者の足は。(52:7a)」預言者が語る「良い知らせ」の中身は、平和、恵み、救い、そして「あなたの神は王となられた」というメッセージでした。バビロンに連れて行かれたユダヤ人たちは、神はわたしたちを見捨てられたのではないかと嘆き悲しんでいました。そこへ、あなたの神は王となられた、という知らせがもたらされたのです。
皆さんは始めての福音をどのようにしてお聞きになりましたか。ここにはクリスチャンホームの人たちもたくさんいるので、もう子どもの頃から福音を聞いて育った、という人もいるでしょう。一方で、いろいろ苦しんだ末にやっとの思いで、教会の門をくぐり、それでもなかなか神を信じることが出来ず、いろいろなところをさ迷い歩き苦しんだ挙句、イエス様の福音に出会って、信じさせられた、という人もおられることでしょう。皆さんにもそのような「良い知らせ」を伝えてくれた人がいるはずです。
その福音を伝える働きは教会ができたときから続いています。私たちの罪のために十字架に掛かり、死んで葬られ、三日目に甦った主イエスキリストのことを弟子たちがエルサレムからはじめて地の果てまで伝えてきました。
今日は日本バプテスト連盟がアジア各国に送り出している宣教師の働きや、ルワンダで和解が進むように働いておられる佐々木さんご一家のことを学びました。この方たちのために祈りましょう。わたしたちもここ茂原で、神に聖霊を注がれて、良い知らせを伝える働きを続けています。ご一緒にこの教会の歩みを進めていきましょう。