2018年3月18日 塩山宗満
コリントの信徒への手紙一 11章23-29節 (新約 314ページ)
「だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。(11:26)」主の晩餐式はイエス様の死を宣べ伝えるためであって、わたしたちはこの晩餐式を守るたびに主イエスの死と、それに続く復活とを告げ知らせ続けるので、そのことは教会の大切な働きの一つなのです。
連盟の信仰宣言に「主の晩餐はイエス・キリストの贖罪の死を記念するものである。これにおいて私たちは終末における主の到来を待ち望みつつ交わりを固くし、宣教へとつかわされる。」とある通りです。
この晩餐式には誰が出席するのでしょうか。これもいろいろな議論がありますが、わたしたちの教会では、バプテストに限らず、どこの教会の会員であっても主イエスを救い主と信じ、父と子と聖霊の名によるバプテスマを受けていれば、この主の晩餐にあずかることができる、と考えており、そのようにお勧めしています。この考え方は、私たちの教会の信仰がバプテスト教会だけでなく世界の他のあらゆる主を信じる群れと連帯していることを示しています。
わたしたちは毎月、主の晩餐式を守ります。わたしたちは礼拝を賛美、説教、祈りと、言葉で守ることが多いのですが、時には主の晩餐式のように行動で主イエスとの関係を確かめることも大切なのです。どうぞ主イエスがこのように行いなさい、と言われたこの晩餐式に共に預かることを通して、キリストにつながる一つの体としての歩みができるよう願いましょう。主イエスが共にいて下さると約束してくださっているのですから。