2018年7月8日 塩山宗満
ヨハネによる福音書 3章16-21節 (新約167ページ)
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」すべての始まりは神からであることをこの聖句は語っています。なんといっても、神がまずこの世を愛してくださった、そこからすべてが始まっているのです。しかも、世を愛された、と記されています。ということは、ご自分の気に入ったあの人だけとか、この教会だけ、とかではなく、神のことを考えもしないあの人も、神の愛を撥ね付けるこの人も、愛しておられるのです。神は私たち一人一人を、あたかも私たちのただ一人だけを愛されるように愛してくださっているのです。
「その独り子をお与えになったほどに」という言葉には、御子イエスを、神の形に留めるのではなく、人としてこの世に送り出されたことを示しています。イエス様はご自身をこの世に献げ、この世で犯罪者として、十字架につけられることになってしまいました。イエス様はそれを避けようとせずに、神からの使命を受け止め、苦しみの道へと歩んで行かれました。十字架の出来事によってイエス様を見て、信じた人たちは一人も滅びないで、永遠の命を得ることを約束してくださったのです。
まだイエス様を救い主と信じてはいない方へ申し上げます。どうか、ヨハネ福音書3章16節のみ言葉を自分のものとして、イエス様を救い主と信じてこれからの一生を神とともに歩む決心をされるようお勧めを致します。それが確かであることを聖書のことばや2000年のキリスト教の歴史が証明しています。イエス様の所に飛び込んでください。