2018年12月30日 堀部映子
ペトロの手紙一 1章1-9節
ペテロの手紙のあて先は小アジア地方に離散して仮住まいをしている選ばれた民です。民たちは皇帝礼拝を拒み続けたことで生活が脅かされ命の危険に直面していました。そのような迫害にあっても信仰が失うことがないように堅く信仰に立つようにとペテロは励ましの手紙を書きました。
「神は豊かな憐みにより、私たちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、・・・天に蓄えられている…しぼまない財産を受け継ぐ」(ペテロ1・1−4)と、まず初めに神の偉大なみ業について語っています。
私たちの信仰生活にも思いもよらない試練が待ち受けています。 その試練の中にあっても永遠の命と朽ちない資産を受け継ぐチケットを手にし、予約されている場所があるとはなんと嬉しいことでしょう
。
新しい年もどんな環境に置かれても希望をもって日々を歩ませていただきたいと思います。