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 Mobara Baptist Church

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「わたしたちを神の子と」

2019年2月24日 塩山宗満

ガラテヤの信徒への手紙 4章1-7節 (新約 347ページ)

 「それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした(4:5)」と記されているとおりです。
 神が主イエスをこの世に送り出された目的は二つありました。一つは 律法の支配下にある人間を買い取ることです。贖うということは明らかにイエス様の十字架の死のことをすでに語っています 。神が主イエスをこの世に送り出すというこの時からイエス様の死のことが想定されているのです。もう一つの目的は神が私たちを神の子とされるためでした。
 神は私たちに律法を与え、御子イエスを与え、そして聖霊をお与えになりました。律法は神との関係のきっかけを作ってくれました。けれども、その律法を守ることができない人間に対して、時が満ちるにおよんで、即ち、神が定められたときに、御子が来られ、この世で人間としての生活をされました。その御子が十字架と復活を通り過ぎられた後、天に戻られてから聖霊を送ってくださり、これによって、神の救いの業が仕組みとしては完成するのです。後はそれをわたしたち人間が聞き従って、この父なる神、御子キリスト、そして聖霊という三位一体の神を信じていくかどうかに掛かるのです。
 ここでパウロはわたしたちにこう語りかけているのです。「皆さん、あなたがたは御子イエスを信じることによって、神の恵みとしての聖霊を送って戴けるのです。そして、神の子とされ、世継ぎとされたのです。そしてそれは永遠の命への希望に繋がるのです。」わたしたちもこのパウロの励ましを聴きながら、神の子とされた喜びをもって毎日を歩んで参りましょう。


日本バプテスト連盟
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牧師 塩山宗満