2019年11月24日 塩山宗満
コリントの信徒への手紙一 3章6-9節 (新約 302ページ)
パウロは語ります。パウロは植え、アポロは水を注いだ、しかし成長させてくださったのは神である、と。更に「わたしたち、パウロもアポロもともに神のために働く同労者であり、あなた方は神の畑、神の建物である」とも語ります。
わたしは「しかし、成長させてくださったのは神です。(3:6b)」との言葉を読んでわたしたちの教会のことを思いました。会堂前の土地に憩いの広場と名付け、バプテストリとして使っていた水槽を持ってきて、そこにアーモンドの木が植えられました。その下の土地には芝生が、横にはぶどうの木が植えられました。水やりをしながら芝生の緑が濃くなり、ぶどうのつるが伸びて絡まっていく様子を見ているのはとても楽しいものでした。先の大雨ですっかり葉が落ちてしまい心配していますが、皆さんは来年また芽が出る、と言ってくださっています。
わたしたちの教会は12人が新小岩教会からこの茂原の地へ派遣され植えられました。そして皆さんが互いに水を注ぎあっている間に他の教会から多くの人たちが転入会をしてこられ、水やりに参加してくださいました。そしてバプテスマを受ける人たちが与えられるという、新しい芽が出てみんなが、主なる神が成長させてくださると言うことを実感してきました。
最近は英語を話す方々が教会に来られるようになり、英語を含んだ水やりがなされ、根付いて、神により成長させられ教会形成がなされています。わたしたちの教会はどんな木が植えられても、根は同じイエス様ですから、互いに必要な水やりをしながら、神に育てられて成長していくことができるのです。