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 Mobara Baptist Church

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「主の癒しを受けて」

2020年10月4日 澤田ルツ子(千葉バプテスト教会)

 『さて、重い皮膚病を患っている人が、イエスのところに来てひざまずいて願い、「御心ならば、わたしを清くすることがおできになります」と言った。イエスが深く憐れんで、手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち重い皮膚病は去り、その人は清くなった。』
         (新共同訳聖書 マルコによる福音書1章40-41節)
 私たちには、悩みや悲しみ、病の痛みや辛さの中に置かれるときなど、賛美どころか、祈りの言葉すら出てこない時があります。
 しかし人間が持つあらゆる常識を打ち破り、イエス様は「清くなれ」と、憐れみをもってご自身の手を差し伸べて、触れてくださいます。社会との断絶、孤独、寂しさ、辛さ、痛み、あらゆる欠乏と貧困ごと、イエス様は憐れみ、そのみ手で触れ、清いものとしてくださるのです。
 イエス様が来られたのは、まさに、この世で光が当たらない、暗闇の中で身を潜めて過ごす者に寄り添うためでした。
 ありとあらゆる罪の奴隷となっている私たちを、イエス様はご自分の命を対価として贖(あがな)い、救いの道へと引き戻してくださいます。さらにイエス様は十字架の死から3日後によみがえり、この世の死を打ち破り、永遠の命を、私たちに示してくださいました。
 このイエス・キリストの生涯のゆえに、希望があります。
 病を癒された人が、イエス様の業を賛美せずにいられなかったように、福音の広がりをだれも止めることが出来ないように、暗闇の中光るイエス様の福音を知った私たち自身が、このコロナ禍においても、主のみ手に触れ、日々癒され、賛美の声を上げることが出来ますように。アーメン!


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満