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 Mobara Baptist Church

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「主イエスの権威」

2021年7月4日 塩山宗満

 ルカによる福音書 19章47節-20章8節 (新約 148ページ)

 「では、わたしも一つ尋ねるから、それに答えなさい。ヨハネの洗礼は、天からのものだったか、それとも、人からのものだったか。」(20:3-4)」「洗礼者ヨハネが授けていたバプテスマの本質は何だったのか」と尋ねておられるのです。これは問いかけている人たちに彼らの信仰を確かめさせるための答えなのです。洗礼者ヨハネはイエス様のことをメシアであり、自分はその先駆けとしての役割があるのだと言っていて、そのことはみんなに知られていました。そのヨハネが天から来たものであると答えたら、なぜ信じないのかと言われるでしょう。逆にヨハネは人からのものだといってしまうとヨハネは神から遣わされたと信じている民衆が怒ってしまうだろう、だから結論として、「どこからか、分からない」と答えました。「我々は言いたくない」、といっているのです。
 そこでイエス様も、「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、わたしも言うまい。(20:8)」と明言を避けられました。もう少し、イエス様が逮捕されるときが先延ばしにされたのです。
 イエス様の問いは、言い換えると、「教会で語られている言葉、福音の言葉は天からのものか、人からのものか」ということです。この問いが私たち一人一人にも問いかけられているのです。皆さん、どうぞこの問いを自分で吟味し、ご自分の信仰を確かめてください。そして、私は天からのものと信じます、という結論を導き出してください。
 イエス・キリストを救い主と信じて、この人生を教会のなかまと一緒に、また世界中のキリスト者と一緒に歩いていきませんか。


日本バプテスト連盟
茂原バプテスト教会

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牧師 塩山宗満